多々良川河口(たたらがわかこう)は、福岡県東区箱崎ふ頭の北側に位置する、多々良川の河口部の釣り場です。釣り場は、多の津の流通センター辺り~名島橋~博多湾までと、かなり広範囲に渡ります。河口部ではおなじみのシーバスやチヌ、キビレ、ハゼはもちろん、多々良川の上流部(3号線より東側)ではウナギも釣れるなど、都市部にあって自然の恵みを満喫できる好ポイントとなっています。
多々良川河口の主な釣り場は、大きく分けると、
- 流通センター~名島弁天橋付近
- 名島弁天橋~香椎かもめ大橋
- 香椎かもめ大橋下の防波堤(貯木場)
の3ヶ所になります。今回は、多々良川河口の基本ポイントとなる名島橋~貯木場を中心にご紹介します。
多々良川河口の場所
※地図は拡大、縮小、移動ができます。
※住所:福岡県福岡市東区箱崎ふ頭4丁目付近
多々良川河口へのアクセス方法
3号線から向かう場合は、「箱崎ふ頭中央入口」の信号を海側(西)へ進み、「箱崎ふ頭5丁目」の信号を右折すると、突き当たりが多々良川河口部になります。

3号線側から見た、「箱崎ふ頭5丁目」の交差点です。ここを右折し直進すると、名島橋とかもめ大橋の中間地点あたりに着きます。

そこから左に進むと、かもめ大橋下に貯木場の防波堤があります。貯木場は、外側(多々良川側)はもちろん、内側でも釣れるので、色んな状況、色んな釣りに対応できる嬉しいポイントです。
多々良川河口で釣れる魚
多々良川河口で釣れる魚は、チヌ(クロダイ)、キビレチヌ(キチヌ)、シーバス(スズキ)、クロ(メジナ)、アジ、メバル、ハゼ、キス、ヒラメ、マゴチ、ウナギ、コウイカなど、魚種が豊富なのが特徴です。

狙いとしては、多の津~名島弁天橋ではシーバス、ウナギ、ハゼ、名島弁天橋~河口ではチヌやキビレ、シーバス、西側の岸壁ではアジやコウイカなどです。しかし、一昔前まで博多湾で数多く釣れていたカレイやアイナメは、多々良川河口付近でもほとんど釣れなくなっているため注意しておきましょう。
多々良川河口での釣り方と釣り物
- フカセ、浮き釣り…チヌ、スズキ
- ミャク釣り…ハゼ
- 投げ釣り…キス
- 泳がせ釣り…ヒラメ、マゴチ
- サビキ釣り…アジ
- ルアーフィッシング…シーバス、キビレ、サゴシ、メバル、アジ
- エギング、スッテ…コウイカ、シリヤケイカ
多々良川河口の水深は、上流部~かもめ大橋までで~2m、貯木場で~3m、西側岸壁で~10mとなっています。
多々良川河口の釣れる時期
